登山ツアー活動報告
今回は奥多摩の棒ノ折山にて登山ツアーを開催いたしました。夏季時期で暑さもあり、ゴルジュ帯が有名な沢を感じられるルート(切り立った大きな岩壁に挟まれた狭い谷)を選択いたしました。棒ノ折山は東京都西多摩郡奥多摩町と埼玉県飯能市の境にある標高969mの山で、山名の由来は鎌倉時代の武将、畠山重忠がこの山を越える際、杖の石棒が折れたところからその名が付いたとされています。酷暑日が続いたこともあり、沢ルートは避暑地となり、風が吹き抜ける場所では自然の涼しさを感じることができる登山となりました。
イワタバコは綺麗に咲き誇り、沢ルートもあり、必要に応じてヘルメットを着用し、ゆったりペースで登頂いたしました。山頂は多くの登山者で賑わい、登頂後はお昼ごはんを楽しみました。
午後は登山の座学(資料を使った登山全般の講習会)を交えながら、下山を開始しました。棒ノ折山と岩茸石山を結ぶコース「関東ふれあいの道・山草の道」はスミレの種類が多く、春の時期に訪れたら、また違った世界が楽しめることができ、四季を通じて魅力的な山だと感じました。
有馬ダムから見渡す山々の風景は壮観でした(写真は下見時のものです)。有馬ダムは1986年に完成した多目的ダムで、ダムから車道を下った先には日帰り入浴が可能な「さわらびの湯」もあります。皆様のご協力のもと、歩き応えのあるコースを無事に終え、登山ツアーを締めくくることができました。
登山ツアーにご参加頂いた皆様へ
登山ツアーにご参加いただき、心から感謝申し上げます。猛暑の中での登山にもかかわらず、皆さまが終始笑顔で楽しんでくださったことが、私たちガイドスタッフにとっても大きな喜びとなりました。暑さをものともせず、和やかな雰囲気で山の景色を楽しむ皆さまの姿に、こちらも元気をいただきました。また、皆さまと一緒に素晴らしい自然を満喫できる日を楽しみにしております。本当にありがとうございました。
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